今そこにある現実
やっと!リハビリ室での本格的なリハビリが開始されました。
第一印象は、い・た・い!!!でした。
4ヶ月ちかくも固定状態だった私の右足は、キレイな担当女性PTの先生が筋肉の『癒着』を剥がそうと力を込める度に激痛がはしり、固定状態で曲げていなかった足は嘘みたいに固まっていて、先生が補助しながら曲げてもほんの少しだけしか曲がりませんでした。(=約15度くらい)
それもそのはず!体力測定で握力を計ると『15㎏』(利き手の右手で!)
通常の1/4まで落ちてるし、左右の足の長さは大台とされる5㎝を超えて!脚長差6㎝!!
生命危機の状態からは脱しほんの少しずつ回復していた私の体力は、自分で思っているほどではなく通常の1/4のキャパシティーしか持ち合わせていませんでした。
* 画像はイメージです。
急性期、右足大腿骨・股関節の術後に宣告されていた後遺障害。
- 右足が曲がらなくなること(良くて可動域30度)
- 右足が短くなること
頭では理解していた?受け入れられなかった!?! 宣告も、この現状を体験して実感したときは、『受入れざるを得なかった』のが本音です。
しばらくは簡単に気持ちの整理をつけることはできませんでした。
が、冷静になり、目の前のことに集中する事を決意しました。
沢山の方々にご迷惑をお掛けしてご協力していただいて、治療を継続する事は決定事項ですから。
病気だけではなく、何のお仕事でも、プライベートでも同様ですよね。
この時、決意したことは
- 右膝関節の可動域を日常生活に支障がない目安とされる『90度』まではもっていく事。
- 骨融合を促進させて、早く!『松葉杖』のステージにうつる事。
この2点で、他のことは考えずに集中して行いました。