カップの置き方の違い(アメリカ式とイギリス式)

Coffee業界ではコーヒーカップのセット時に、取っ手がお客様から見て

右側:アメリカ式

左側:イギリス式          (スプーンはどちらも右側)とされています。

 

*アメリカ式のカップの置き方

 

その理由は諸説ございますが、

 

・アメリカ式:運ばれてきた状態で(スプーンを使用しても)そのまま飲むことができる。

(=合理主義)

 

・イギリス式:スプーンを使用する場合はまず左手でカップを安定させて、使用後はカップを回して右側に取っ手がくる様にしてから飲む。(=紳士的?!!)

 

とされています。

イギリスでは古くからティーパーティーの習慣があり、右手でお菓子を食べるから左取っ手になっていると言われたり、紅茶(ティー)のマナーがそのままコーヒーのマナーには当てはまらない等の論争もございます。

 

真実はともあれ、右取っ手=アメリカ式、左取っ手=イギリス式という点は浸透しており、日本の歴史の長い喫茶店ではイギリス式で給仕している所が多いようです。

給仕されたカップを回してから飲む『クルッと回しの儀式』がCoffee通のマナー(流儀)かのように認識されている面があります。

 

 

またコーヒー用と紅茶(ティー)用カップの区別の基準は、

 

・コーヒー用:冷めにくい様に『縦長』のもので小振り(1杯の目安120ml)

 

・紅茶(ティー)用:水色(紅茶の色み)が美しく見える様に『液面の表面積が大きくなる』もので、コーヒー用のカップより大振りのもの

 

とされています。

 

どちらも明確な基準はなく、正式なマナーもありません。強いて言うならば、『慣習からそう認識されていること』とご認識ください。

 

 

468 SiMBA Coffee でも5年間の喫茶営業時は、当てはめていうなら『アメリカ式』で提供しておりました。ブラックで飲まれるお客様がほとんどでしたので支障もなく、あえて『アメリカ式』を意識したことはありません。

昔からCoffee好きのお客様で1人だけ、あえて『イギリス式』でご提供しておりました。その方は昔から喫茶店通いをされていた方で、名店の『クルッと回しの儀式』に慣れていらっしゃる様でした。

その方も含めて、昔からCoffee好きの年配の方に多かったのですが、なぜか『最後の1口』を残して帰られる方が散見されました。私としては最後まで楽しんでいただけた方が嬉しいのですが、コレもなにかのマナーと認識されているのかも知れませんね。

 

色々な生活スタイル、お好みがあると思います。

そもそも『アメリカ式』も『イギリス式』も右利きを前提としており、左利きの方には該当しません。マグカップで冷めたCoffeeも楽しむ方もいらっしゃるでしょうし、ご自身のお好みのスタイルでお好みのカップで楽しんで頂きたいと思います。

 

Coffeeにきまりはございません。

 

Coffeeの豆知識として!

よろしかったら参考になさってください。