『Coffee通はブラックで!』と思われがちですが、欧米やCoffee生産地などではむしろ『砂糖・ミルク』はもちろん、『スパイス・リキュール』を入れて飲む方が一般的といわれます。
Coffeeと相性が良い砂糖は、精製純度が高い『グラニュー糖』と言えます。
その理由は『溶けやすく』、不純物をほとんど含まず『淡白な甘さ』が特徴だからです。
- グラニュー糖を固めた『角砂糖』は、体積が大きいぶんグラニュー糖より溶けにくく
- 『上白糖』は溶けにくく、しっとりとしておりダマになりやすい
- 『コーヒーシュガー』は、溶けるまでに時間がかかり過ぎてCoffeeが冷めてしまいます
- 『黒糖・和三盆糖』などは、個性が強すぎてCoffee本来の風味(味)を損ねてしまいます
また砂糖の効能として、『酸味や渋味を覆い隠す』作用があります。
お好みよりも酸味が強すぎると感じた時には砂糖を入れてみてください。ほどよく酸味がやわらいで飲みやすくなると思います。
ブラジル・コロンビアなどの中南米のCoffee生産地では、暑さが厳しく喉も乾きやすいが、砂糖にはそれを癒す効果があるためCoffeeに砂糖をたっぷり入れると言われたり、フランスの文豪バルザックは砂糖ではなく『粗塩』を入れて飲んでいたとも言われています。(舌触りのなめらかなCoffeeになり、塩辛いどころか甘みさえ感じたそうです。)
科学的根拠・真意はわかりかねますが、それで良いと思います。
自分好みにアレンジして好きなように楽しむのが!Coffeeを美味しく楽しむ一番の方法である事は何度も述べてきました。
美味しいCoffeeは砂糖やミルクを入れても美味しく楽しめますし、美味しくないCoffeeはアレンジを加えても美味しくはなりません。
ちなみに、Coffeeにあうクリームは、『生クリーム』とされています。
- Coffeeの風味(味)を損なわない、乳脂肪20~30%程度のものが『コーヒー用』
- 泡立ちを良くするために乳脂肪35~45%程度のものが、『アレンジコーヒーのトッピング用』
に適しているとされています。
が、手元に牛乳しかなくそれで美味しく楽しめるのであれば、それも正解です。
Coffeeに決まりはありません。
よろしかったら参考になさってください。