必要な痛み!?


現代の医療は確実に進化していると思います。
ひと昔前なら、私の様な重大交通事故ではまず助からなかったでしょう。
ただ『仙豆(せんず=ドラゴンボール)』の様に一粒食べれば損傷部分も体力も全て回復するまでには至っていません。

本来なら助からない状態を、助かる可能性がある状態まで人工的に管理し、完全ではなくとも生命活動が行える状態に近づける段階だと思います。

* 画像はイメージです。

 
だからか!?
手術も治療も!痛いし、辛いし、苦しいのです!!
疾病部位に関わらず、どのような手術・治療でも同様だと思います。

医療(手術・治療)の目的は機能回復を主眼としたものであり、現存する最良の選択肢(治療方法)で行う事が最優先です。(苦痛を緩和する努力もなされているのですが)それに伴う苦痛の優先順位が低いのは当然です。

本来なら助からない程にボロボロの状態で行った手術・治療については、別項で詳報いたしますので割愛いたしますが、3年間を通して実感したのは、治療・療養生活で最も重要なのは!

『精神力(気力)』>『(身体的)体力』ということ!

『喉元過ぎた』から言えることだとは思いますが、治療が終了した後も体を管理していくのは自分自身。できれば2度と味わいたくはないあの恐ろしい『痛み』も必要だったのかなと思います。