Coffee豆のグレードは生豆の段階で決定されます。
我々自家焙煎店は、各国の品質基準を目安としてどの豆を購入するか決定します。
評価方法は
- 産地高度:朝夕の温度差が大きい高地栽培ほど質が高い
- スクリーン(豆のサイズ):粒が大きいほど質が高いとされる
- 欠点数+スクリーン:不純物の混入率の欠点点数+豆のサイズ
で行われ、各国により異なりブラジルなどは、カップテストによる評価も加味しています。
表記も各国で異なり、欠点数を示す数字もブラジルのように『No.2』が最高の国もあれば、イエメンのモカ マタリの様に『No.9』が最高級とされる国もあります。
(例)
ブラジル・サントスNo2・スクリーン19・ストリクトリーソフト
生産国名・出港名/欠点豆混入率・ 豆のサイズ・カップテスト評価(左から順に)
また、ジャマイカ(=ブルーマウンテンNo.1で有名)の様に、栽培地区の名前によって分類したものや、前述の基準を様々にミックスした国もあります。
ジャマイカ豆でも品質と格付けは、『ブルーマウンテンNo1』~『ジャマイカ セレクト』まで8段階あり、『ブルーマウンテン』だけでもNo1~No3まであります。
各国の評価基準を羅列するとキリがございませんので、割愛いたします。
大局的観点からまとめると
『高地産の大粒で欠点豆のない豆ほど良質のCoffee豆』
と言えるかと思います。
ただ、それだけが全てでは無くあくまで目安です。
私が生豆を仕入れる時に主に重視している点は、各産地・農園の狙いとカップテストによる評価と精製方法です。各国品質基準の最高級の生豆であることは大前提として、どの様な『風味』を追求して、精製方法はウォッシュド(水洗い式)かナチュラル(非水洗い式)か乾燥方法は『機械乾燥』か『ウインドドライ(高床式乾燥法)』か『天日乾燥』かなどを目安にしております。
実際に焙煎して確認作業も行いますし、豆を入れ替える時には、焙煎プログラムも修正して仕上げていきます。
468 SiMB ACoffee では、お客様に分かりやすい様に各国の最上級品質のCoffee豆を使用している事がわかるまでの表記にとどめております。各使用Coffee豆の詳細は、ECサイト:ストレート6種類のCoffee豆の説明をご覧ください。