468 SiMBA Coffeeでは、
- ストレートCoffeeは、その豆の個性を最大限強調すること。
- ブレンドCoffeeでは、個性を活かしつつ調和がとれて纏まった1つの風味とすること。
を意識して、焙煎・配合作業を行っています。
それぞれの豆に適した焙煎度合いが存在することは先に述べた通りです。ストレートではその個性を最大限強調すること自体が目的ですが、ブレンドではそれぞれの豆が主張し過ぎると調和した1つの風味にはならず、バラバラで統一感のないぼやけたCoffeeになってしまいます。
ブレンドの魅力は、ストレートでは表現できない重層的でかつ統一された『調和』の風味です。
ブレンドを創るには、各ストレートCoffeeの風味を熟知していないと不可能です。ある意味、自家焙煎Coffee店の総合力が試されるCoffeeと言えるかも知れません。
ブレンド創りの基本原則は、以下の3点です。
- 焙煎度を揃える
- 等配合を基本とする
- ブレンドする豆は4種類までとする
以上の点を踏まえて468 SiMBA Coffeeでは、
- まず強調したい『風味』をイメージします。
- それから当店の豆の中で風味に適した『メイン』になる豆を決定します。
- 焙煎度が同じ(≒同じ焙煎ステージの範囲内)で、メインを引き立たせる『サポート』豆を数種類えらびます。
- 『メイン豆』を軸に等配合で何パターンも組合わせてみて調和のとれた『風味』を探します。
- この時、それぞれの豆の個性が薄まらない様に最大でも4種類までの配合とします。
- 微調整として、突出した味をまろやかに馴染ませるため配合比率を調整します。
このブレンド配合の繰り返しで、様々な組合せパターンの風味(味)の記憶が蓄積され、『よりコク深く調和された新しい風味』が創造されていきます。
現在のブレンド6種類(期間限定含む)は上記3原則を必ずしも満たしておりませんが、1度基本原理でブレンドしてそこから派生したものばかりです。幾度となく推敲を重ねた、現在のベストと考える468 SiMBA Coffeeだけのオンリーワンの風味です。
お試しくださいね!!