Coffee豆販売を生計とする場合には理想を追求できる焙煎機が必要ですが、焙煎機でなくてもご家庭にある道具とホームセンター等で入手可能な道具で、気軽に焙煎を体験する事は可能です。
私も焙煎機を購入する前に色々と試してみました。その要点をまとめてみますので、興味のある方はご参考になさってください。よりCoffeeに興味がわくこと間違いなしです!!
【必要なもの】
- Coffee生豆(インターネットで500g~購入可能)
- 手網(ホームセンターで購入可能な『ぎんなん煎り網』
- カセットコンロ一式
- 軍手
- 冷却用ドライヤー
【注意事項】
- Coffee生豆を必ずハンドピック(欠点豆の除去)すること
- 火傷に注意して必ず『軍手』を着用
- 引火・火災に十分に注意すること
- 換気扇を最大設定にして、その下で行うこと
- 部屋中がCoffeeの“あまい”香りで充満される事を覚悟すること
- 『チャフ(Coffee豆の薄皮)』が大量に飛散する事を覚悟すること
【焙煎方法】
- 火力は『中火』で固定する。使用生豆は150g程度。
- 手網はコンロと常に水平に保つ(10~15㎝程度)
- 焙煎中は煎りムラが起こらないように常に振ってまんべんなく火を通す
- ~10分前後、チャフがはがれ、豆はシナモン色、香ばしい匂いがする
- ~15分前後、1ハゼ(パチパチ音)がする。1ハゼ終了後でミディアムロースト
- ~20分前後、2ハゼ(ピチピチ音)がする。2~3分間継続する。(この間が、フルシティ~イタリアンロースト)
- 目的の焙煎度に達したら、火から外して直ぐにドライヤーで冷却
- 煎りやすい豆(ブラジル・キューバ等)⇒ 肉厚で大きい火の通りが悪い豆(コロンビア・ケニア等)の順に試すこと
可能な限り簡潔に要点のみをまとめてみました。
先にご説明させて頂いた『Coffee豆の基礎知識』を踏まえたうえでの説明となります。
私は、『豆の色付き・香りの変化』『おおまかな焙煎度合いによる味の違い』を把握する実験観察用として活用いたしましたが、プライベートで手網自家焙煎を極めて、美味しいCoffeeを楽しんでいる方もいらっしゃいます。YouTube等もご参考にチャレンジしてみてくださいね。