ズバリ!『PROBAT』でなければ『オトナあまいCoffee』を創作できないからです。

『操作が簡単』な点も大きな決め手です。

それを可能にしているのが、われわれ自家焙煎店が使用する小型ロースター(1~10㎏釜前後)では珍しい『熱風式』の焙煎機という点です。

一般的に『熱風式』焙煎機は、工場などの巨大な焙煎機で多く利用されるもので、私が知る限り小型ロースターで『熱風式』を採用しているのは、PROBATと日本の富士珈機:レボリューションしかありません。(平成31年3月現在)

PROBAT、富士珈機:レボリューションもそうですが、コンセプトとして『スペシャルティCoffeeを焙煎するために』を想定しているようです。その為か、従前の感覚で焙煎しているとどうしても『酸味』が強調されてしまいます。これには苦労しました。当店では酸味は『隠し味』程度に風味付けしたいので、数値ではない自身の“感覚”をPROBAT仕様に修正して対応いたしました。

『熱風式』のためタッチパネル式操作盤ユニットひとつで焙煎時間・バーナー出力変化(1%刻み)・焙煎カーブも全てデジタル管理で制御・調整可能。

ダンパーも焙煎・冷却用にそれぞれ備えてあり、Coffee豆の『色・ツヤ・香り』の変化のみに集中できる設計になっていると感じます。

購入を検討している時にアドバイスして頂いた『2ハゼまでの中煎りが得意』・『焙煎したCoffee豆の鮮度が長持ちする』という点も、焙煎プログラムを作成するにつけ実感しますし、はじめは信じ難かった鮮度保持の点も実感しています。
(鮮度保持に関しては、熱風式という点だけではなく、高い蓄熱性もあいまって豆の芯まで細胞を変化させているからだと感じます。)

日本製技術の結晶、富士珈機:レボリューションと迷ったのですが、Coffeeを極める事を決意した頃から憧れ続けたPROBATに決めました。

『相棒』を誰にするか!Roasterにとってはモチベーション面も含めて重要です。

PROBATで焙煎プログラムを組立てはじめてから1年半。
ようやく『相棒』特有のクセも含めて、狙いを定めてピンポイントベストを探せるようになってきました。
どうしても外気の影響を受けてしまう焙煎機。夏場と冬場の焙煎進行度の違いも織り込んでバーナー出力制御も行っています。

『相棒』PROBATで創作する468 SiMBA Coffeeの『オトナあまいCoffee』味わってくださいね。