『バチィーーン』
最終リハビリ!と気合を入れつつも!!
『慎重かつ大胆に!』とリハビリに励んでいた再手術後のある日。
PT(理学療法士)の先生が、内転筋トレーニングで右脚に『横からの負荷』をかけた瞬間!
『バチィーーン』
という “ 音 ” と “ 衝撃 ” が私の頭の中に響きました。
リハビリを直ぐに中止して、急いでレントゲン撮影 ⇒ 案の定…『骨折』していました。
医大の主治医もリハビリ病院に駆けつけ、1週間後に再手術。
創外固定に慣れていた私は『リハビリ』・『快適性』なども考慮して、ギブス固定ではなく名医の得意な『創外固定』にて手術を行ってもらいました。
*画像はイメージです。
やはり原因は、創外固定器除去時に1本だけ残ってしまった『ピン』の部位。
予見不可能で、『縦の負荷』では大腿骨全体で支えるので問題は無いのですが、『横からの負荷』では他の部分より『骨形成』がうまくいっておらず、その部分から骨折してしまったようでした。
理由も納得しているし、良くしてもらっていたPT(理学療法士)の先生にも主治医にも個人的感情(≒恨み)は全くないのですが、目の前に見えていたゴールが『再手術』+『リハビリ』=約3ヶ月間も遠のいてしまったことが精神的に大きなダメージとなりました。
私には体内で起こったことでリハビリ室中に『バチィーーン』と響いた様に感じた “ 音 ” は、担当PTの先生によると『パン』という両手をあわせた様な音だったということでした。
後で名医に教えてもらったところ骨には『骨膜』があり、恐らくそれが破裂した音で、体内での反響と実際の音との違いだろうとの事でした。
ともあれ『単純骨折』の手術は問題なく終了し、集中してリハビリを行う延長戦の3ヶ月間がはじまる事となりました。