空路、佐賀へ
痛みよりもツ・ラ・イ!!『かゆみ』から少しは解放されるシーネ(ギブスを半分に切って固定状態は維持したまま、上半分は包帯で固定する半分ギブスの状態)に変わり、傷口の抜糸が終了したころ転院先の病院を確保して母が佐賀から戻ってきました。
そこからはバタバタと転院の準備。
車イス状態では自宅(実家)での療養生活も不可能なため、ルートは病院(千葉県)から直接病院(佐賀県)へと決定。
空港まではどうやって?!?と悩んでいると、そういうケースも何度もあったのでしょう。病院の方から寝台車(救急車タクシー)を紹介してもらい、家族とともに朝5時に病院を出発。
羽田始発⇒佐賀便の中央列5シート最前列を全て確保してもらい、他の乗客の方とは違う入り口(=通常の入り口の反対側から専用リフトで搭乗)から早めに搭乗。
佐賀空港に到着したら他の乗客の方が全て降りた後に、ストレッチャーで男性職員2人に抱えあげていただき予約してあった寝台車へ、そのまま転院先の病院へ向かい11時頃には到着しました。
* 画像はイメージです。(が、ほぼこの様な仕様の救急車タクシーが寝台車です。)
“ 故郷に錦を飾る ” どころか!自足歩行も不可能な状態で見慣れた佐賀の景色を眺めるのも、情けないような複雑な心境だったのを覚えています。
発着便数(時間帯)等の関係で佐賀空港はあまり利用していなかったのですが、この時ばかりは!
佐賀空港に大感謝!!
満足に1人では移動困難な状態で、混雑している福岡空港の利用は不可能でした。
振り返るとこの転院までが、疾病状態も本当に大変な!アウェーでの闘病期間だったと思います。
転院によって病状も気持ちもリフレッシュした!!地元佐賀県での療養生活がはじまります。