至福の一杯を求めて
コーヒーの淹れ方(基本編)
ペーパードリップ
【STEP1】
抽湯温度は、90℃前後。ペーパードリップでは、84℃がお勧め温度。
【STEP2】
コーヒー粉の中心から螺旋状に、全体に滲みる程度に抽湯。
【STEP3】
コーヒードームの状態で、30秒程度蒸らす。
【STEP4】
コーヒードームの層を壊さない様、中心から螺旋状に抽湯する。(淵には絶対に抽湯しない‼)
【STEP5】
えぐみが出ない様に、前の抽湯が落ちきる前に、次の抽湯を始める。
【STEP6】
抽出量に関わらず、十分にうまみを引き出す為、必ず3回程度(3分程度)に分けて抽出。
【STEP7】
規定量に達したら抽出の途中でも、ドリッパーをあげて、抽出を完了する。
【STEP8】
抽出コーヒー温度は、60℃前後。
動画でチェック
ワンポイント
- 標準的な目安として抽出量:120ml(標準コーヒーcupの7分目程度)に対し、コーヒー豆使用量 8g
- 標準的な目安として抽出量:180ml(標準 マグcupの7分目程度)に対し、コーヒー豆使用量10g
- 複数杯抽出する場合は、1杯あたりコーヒー豆使用量を2gずつ減らす ex :マグcup 3杯分=10g+8g+6g=コーヒー豆使用量24g :マグcup 5杯分=10g+8g+6g+6g+6g=コーヒー豆使用量36g
- 温度計が無い場合は、90℃=沸騰したお湯を30秒程度、冷ます
- 先細ノズルのケトルが無い場合は、螺旋状ではなく、コーヒードームの中心にのみ抽湯する(淵には絶対に抽湯しない‼)
- 抽湯温度:低・抽出スピード:早では、⇒あっさりしたコーヒーになる(アメリカン風)
- 抽湯温度:高・抽出スピード:遅では、⇒風味・コクが強いコーヒーになる
そろえて頂きたい器具
突き詰めていけばキリがありませんが、けっして高価なものでなくても大丈夫です。
また、全て揃える必要もありません。
ご家庭で代替可能なものがあれば、それを使用していただいても問題ありません。
ひと手間くわえて、淹れる直前に豆から粉にし、美味しい淹れ方①~⑦を意識して 抽出いただければ、毎日の美味しいコーヒーをお約束いたします。
- コーヒー豆保存用キャニスター(百均ショップのもので可)
- コーヒーメジャースプーン(百均ショップのもので可)
- 先細ノズルのケトル(百均ショップのもので可)
- 電動コーヒーグラインダー(挽目調節機能があるもの)
- 温度計(百均ショップのもので可)
- コーヒードリッパー(お勧めは、円錐型『ハリオV60ドリッパー02(1~4杯用、コーヒーメジャースプーン付き)』¥340程度:ネットで購入可)
- コーヒーフィルターペーパー(お勧めは、円錐型『ハリオV60用フィルター02(1~4杯用)』¥150程度:ネットで購入可)
- コーヒーサーバ(何でも可:コーヒー5杯:600ml程度抽出可能なもの)
毎日、手軽に美味しいコーヒーを飲むためには
各種メーカーで販売されている、グラインダー機能付きコーヒーマシン。各種設定を行えば、忙しい朝でも、タンクに水を入れて、コーヒー豆を投入すれば、あとは全自動で抽出、美味しくいただけます。