右股関節・大腿骨骨接合術

運命を分ける大手術


意識が回復したことにより、『穴』が開いている私の右足の治療がようやく開始されました。

右足は股関節脱臼も伴っており、筋肉や腱で『ぷらぁ~ん』と繋がっている状態だったそうです。

そのため手術内容は、

①髄内釘による右大腿骨骨接合術

②右股関節脱臼骨折骨接合術

2つの手術を同時に行い、合計約8時間におよびました。

 

①については、右大腿骨に約30㎝ほどの棒状の『髄内釘』を挿入し、粉砕して『粉々』になった骨は取り除き、『バラバラ』程度には形が残る骨を繋ぎ合わせ、ボルトで大腿骨内の髄内釘に固定するという処置でした。

 

②については、割れた骨盤を『チタンボルト』で固定し、脱臼した大腿骨を正常な位置に戻すというものです。

 

 

* 画像はサンプルのレントゲン写真です。

 

(この軟骨を境にした上部の骨(もも部分=大腿骨)に『髄内釘』を埋め込み固定しました。骨の中は空洞で、通常は骨髄液で満たされているそうです。)

 

 

前述のとおり私の様な重度の粉砕骨折の場合、機能回復が望めない場合も勘案し、一番近い関節を残し(私の場合は股関節)、切断するケースの方が多いそうです。

機能しない足が付いている為に日常生活が不自由になるよりは、活かせる関節を残し義足等を装着して機能制限(行動制限)を最小限にとどめるという考え方だそうです。

 

前述の『韓国からきた救世主』は、

砕けた骨を繋ぎ合わせ『右足を残す』という決断をしてくれました。

機能回復うんぬんの前に、そもそも砕けた骨を繋ぎ合わせて骨融合させるだけでも相当の技術を要する処置となります。

 

ただ…別項で詳報いたしますが、手術の同意書も術前説明も全て家族が代行していたために何も知らない私には、この手術のあと次々と信じがたい現実を突きつけられる事になります。